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【関西訴訟】第12回期日報告!
「結婚の自由をすべての人に」関西訴訟弁護団の皆さまより、2/21に開かれた裁判期日とその後の報告会についてのレポートをいただきましたので共有します!
●「結婚の自由をすべての人に」関西訴訟第12回期日報告
日時:2022年2月21日15時10分から15時25分
場所:大阪地方裁判所第202号法廷
内容:
1. 原告・被告の双方から、主張が記載された書面が提出されました。
原告第18準備書面 対応する証拠リスト(被告国第6準備書面への反論)
2. 大畑弁護士から、原告側から提出された書面の内容を踏まえた意見陳述がなされました。
3. 本日をもって,審理が終結となり結審しました。
4. いよいよ次回に判決が言い渡されます。良い判決が出され、一緒に喜びあえることを期待しましょう。
今回提出された書類は、Call4の「結婚の自由をすべての人に訴訟(同性婚訴訟)」で公開されているのでご覧ください。
次回期日
2022年6月20日14時00分(判決言渡し)
@大阪地方裁判所第202号法廷
これまでの原告被告の主張や証拠を踏まえて、判決が言い渡されます。
●期日報告会
裁判終了後に、大阪市中央公会堂で期日報告会を開催しました(司会は三輪弁護士)。
(司会の三輪弁護士(左))
マスメディアの記者も多数参加され,「結婚の自由をすべての人に」訴訟への関心の高さがうかがえました。
集会では、最初に大畑弁護士から、今日の裁判についての説明と、判決言渡しの日が6月20日に決定したことの報告がありました。
(意見陳述をした大畑弁護士(右から2人目))
次に、原告から大阪地裁での審理を振り返ってメッセージが述べられました。
スティーガーさんからは、提訴から3年間で同性カップルを取り巻く社会の状況は良くなったが、裁判所にさらに後押しをしてもらいたいとの発言がありました。
坂田さんからは、結審まで支援してくださった方への感謝の気持ちが述べられ、6月20日に良い判決が出されるはずなので一緒に聞こうという呼びかけがありました。
(右:スティーガーさん、左:坂田さん)
田中さんからは、2017年7月に日弁連に対して申し立てられた同性婚を求める人権救済申立てから5年が経過しようとしていることが述べられ、今後も一緒に頑張って行こうとの決意が述べられました。
川田さんからは、世界で初めて同性婚が実現してから20年が経つことが指摘され、日本でも同性婚を受け入れる素地ができてきていることに対する希望が述べられました。
(右:田中さん、左:川田さん)
弁護団からも、それぞれ大阪地裁での審理を振り返って発言がなされました。
(弁護団の皆さん)
会場からも、プライド月間(6月)に言い渡される判決に期待する声や、関西に転居されたことをきっかけに傍聴に来られた方からの応援の声をいただきました。
次回の裁判では、いよいよ判決が言い渡されます。大阪地方裁判所が私たちの訴えにどのように答えるのか、ぜひご注目ください。