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【7月30日・オンライン緊急開催!】国勢調査における同性カップルの扱いについて
~人口統計から除外された存在を首長・専門家らが議論~
国勢調査における同性カップルの扱いについて
を、2024年7月30日(火)19:00~20:00 にオンラインで緊急開催します!
犯罪被害者遺族給付金訴訟最高裁判決で、同性パートナーも遺族給付金の支給対象となることが認められ、さらに、男女事実婚と同じ続柄記載の住民票の写しを交付する自治体があることが報道されたことを機に、同性婚の議論に再度注目が集まっています。
しかし、これまで国勢調査においては、同性同士のカップルは、世帯主との続き柄を【配偶者】と回答しても、エラーとして扱われたり、【他の親族】の分類に付け替えられたりし、配偶者がいないものとして集計されてきました(なお、国勢調査における【配偶者】には事実婚配偶者を含みます)。
このような取扱いは、当事者の尊厳の問題であることはもちろんですが、国が同性カップルの実態を正確に把握できていないという点においても大変問題です。
この、国勢調査における同性パートナーの取扱いについては、2020年からは国内の複数のLGBTQ+支援関連団体が共同発起し要望書などを提出するなど活動を進めてきました。
5年ごとに実施される国勢調査を2025年に控える中、この問題について自治体首長や専門家、国会議員など様々な立場の方と共に考え意見交換を行うと同時に、次回実施の国勢調査では、同性パートナーを【配偶者】として集計する(【他の親族】に付け替えない)ことを求める当事者の声を届けるオンライン集会を開催します。
ぜひご視聴ください!
◆日 時: 2024年7月30日(火) 19:00~20:00
◆形 式: マリフォーチャンネルにてライブ配信
https://youtube.com/live/_0ZWqG5N0pQ
◆登壇者:
森澤 恭子 品川区長/前・東京都議会議員(品川区選出・無所属)
慶応義塾大学法学部卒業後、日本テレビ、森ビル、ベンチャー数社を経て、東京都議会議員選挙に初当選。2021年に2期目の東京都議会議員、2022年12月品川区長に就任。
釜野 さおり 早稲田大学 社会科学総合学術院 教授 (元・国立社会保障・人口問題研究所 人口動向研究部 第2室長)
スタンフォード大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。文部省統計数理研究所 領域統計研究系人文社会科学部門助手、国立社会保障・人口問題研究所 人口動向研究部 第2室長を経て、2024年4月より現職。専門分野は社会学・ジェンダー。自著『ダイバーシティ・インクルージョンと社会調査における〈性別〉ージェンダー統計とクィア方法論の連携ー』『国勢調査と同性カップル世帯–排除と可視化のはざまで』など。
谷合 正明 参議院議員(LGBTに関する課題を考える議員連盟事務局長)
京都大学農学部卒、同大学院修了。スウェーデン・ウプサラ大学留学。2000年、特定非営利活動法人アムダに入り、難民支援などに従事。公設国際貢献大学校上席研究員。平成16年7月参議院議員に初当選。公明党 幹事長代理。
井上 ひとみ 特定非営利活動法人カラフルブランケッツ 理事長
1979年京都市生まれ。住之江公園南トート動物病院・副院長。兵庫県三田市性的マイノリティ特設電話相談員、大阪市人権施策推進審議会委員、レインボーフェスタ!2024(大阪)実行委員。
◆主催:公益社団法人MarriageForAllJapan – 結婚の自由をすべての人に