11/4（月・祝）に、埼玉大学で、結婚の平等をテーマとした映画上映会とトークイベントが開かれました。
学生や一般の方、他のLGBTQ団体の方など、60人以上の方がご参加くださいました。

このイベントは、結婚の平等にYes!埼玉実行委員会と、埼玉大学ダイバーシティー推進センターとの共催されました。
上映されたのは、2019年にアジアで初めて同性婚法制化を達成した台湾のドキュメンタリー『愛で家族に〜同性婚への道のり』。
国民投票のもとで世論が大きく割れる中、最終的に法案が可決され、結婚の平等を達成した台湾の人々の喜ぶシーンでは、会場から思わず感動ですすり泣く声も。

また、埼玉大学の渡辺大輔准教授からは、LGBTQのことを子どもにわかりやすく伝える様々な絵本を展示としてご提供いただき、休憩中などには多くの人が手にとって理解を深めました。

後半のトークイベントでは、渡辺大輔准教授から、異性同士の結婚と、事実婚、同性カップルの法律における違いについて、また、10月30日に出たばかりの東京高裁の判決についての解説がありました。

埼玉県は、川口市を除くほぼすべての市町村でパートナーシップ制度が導入されているという先進県（県での導入はまだですが）という意外なお話も。

また、埼玉県出身でニュージーランドで同性パートナーと国際結婚している池田弘さんと、埼玉県でパートナーの女性と子育てをしている野尻真智子さんが、自身の経験から長年ともに同性パートナーと暮らす中での思いと、困難について、お話を聞きました。

さらにイベントが終わったあとも、まだまだ話したりない参加者のみなさんと場所を変えて話す場をもち、大いに話が盛り上がりました。

結婚の平等にYes!埼玉では、引き続き、結婚の平等に関する様々な理解を深めるイベントを企画していきます！