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丸ごとマリフォー国会 連載まとめ!
11月19日(火)午後1時、衆議院第二議員会館で開催された、第1回「マリフォー国会 – 同性婚を伝えよう」。
会場は同性婚を求める当事者や支援者でほぼ満席。
熱気に満ちた当日の様子を、外部ボランティアとして、フリーライターの萩原まみさんがレポートしてくださっています。全12回の連載をまとめました。
タイトル(赤字)か写真をクリックしてください。各記事に飛びます。
「同性婚を認めることができるか否かは、日本が個々人の生き方を本当の意味で尊重する社会に移行していけるかの試金石」(抜粋)
連載② 石黒徹弁護士・講演
「税金を使わずに日本の国際的な競争力を強化する方法があります。日本が再び強くなれば税収も増え、経済が成長し、国民がハッピーになります。しかも、極めて簡単にできる魔法の杖のような政策。それが同性婚を認めること」(抜粋)
連載③ 訴訟報告 上杉崇子弁護士 「結婚の自由をすべての人に」訴訟の状況報告
「結婚の自由をすべての人に」訴訟全国弁護団連絡会・事務局長の上杉崇子弁護士による報告です。
25名もの国会議員の方々(所属政党などは、マリフォー国会当時)からスピーチをいただきました!
連載④ 国会議員メッセージ(1)
串田誠一 衆議院議員(日本維新の会)
石川大我 参議院議員(立憲民主党)
石井苗子 参議院議員(日本維新の会)
福島瑞穂 参議院議員(社会民主党)
熊谷裕人 参議院議員(立憲民主党)
寺田静 参議院議員(無所属)
吉良よし子参議院議員(日本共産党)
高瀬弘美 参議院議員(公明党)
音喜多駿 参議院議員(日本維新の会)
伊藤岳 参議院議員(日本共産党)
連載⑤ 国会議員メッセージ(2)
玉木雄一郎 衆議院議員(国民民主党代表)
逢坂誠二 衆議院議員(立憲民主党)
※公式表記では「逢」は「 辶 」(しんにょう)の点が1つ
佐藤英道 衆議院議員(公明党)
齋藤健 衆議院議員(自由民主党)
大河原雅子 衆議院議員(立憲民主党)
小川淳也 衆議院議員(無所属、立憲民主党・無所属フォーラム)
尾辻かな子 衆議院議員(立憲民主党)
田名部匡代 参議院議員(国民民主党)
堀越啓仁 衆議院議員(立憲民主党)
清水忠史 衆議院議員(日本共産党)
連載⑥ 国会議員メッセージ(3)
初鹿明博 衆議院議員(立憲民主党)
小宮山泰子 衆議院議員(国民民主党)
打越さく良 参議院議員(立憲民主党)
山添 拓 参議院議員(日本共産党)
西村智奈美 衆議院議員(立憲民主党)
マリフォー国会に向け、35名もの国会議員の方々からメッセージいただいておりました。
マリフォー国会に来られなかった方のメッセージもあります。ぜひご覧ください。
連載⑦ 下山田志帆さん(スフィーダ世田谷FC所属サッカー選手/Rebolt inc.代表)
「私が同性婚の実現を望む理由は、もっと胸を張って、自分らしく生きていきたいからです。パートナーといっしょに「自分たちは何も変じゃないよね。いっしょにいていいふたりだよね」と胸を張って生きていきたい。」(抜粋)
連載⑧ 訴訟原告リレートーク(1)
大江千束さん(「結婚の自由をすべての人に」東京訴訟 原告)
「もう還暦近い私ですけれども、最後の活動と思って、原告として進んでいきます。」(抜粋)
小川葉子さん(「結婚の自由をすべての人に」東京訴訟 原告)
「私は非常に怒っています。なぜいつまでも同性婚が認められないのか。海外ではとっくに結婚している方々がいらっしゃいます。なのにどうして、この国ではだめなのか。」(抜粋)
小野春さん(「結婚の自由をすべての人に」東京訴訟 原告)
「婚姻制度がないがゆえの悩みは尽きず、闘病以外の部分でこれほど悩まなければいけないということに理不尽さを感じています。」(抜粋)
佐藤郁夫さん(「結婚の自由をすべての人に」東京訴訟 原告)
「元気で生きている間は、セクシュアル・マイノリティでもなんとかやっていけます。でも、最期の場面で離ればなれになることだけは、させてほしくないです。」(抜粋)
連載⑨ 訴訟原告リレートーク(2)
Eさん (「結婚の自由をすべての人に」北海道訴訟 原告)
「私たちはただ、この人といっしょにいて、これからもふたりで生きていきたいと思っているだけです。選んだ相手が同性だっただけ。それだけで私たちは偏見の目を向けられ、いっしょに生きていこうと決めたとき使える制度がない。制度がない、選択肢がないということで、実生活で困ることはもちろんありますし、結婚が選べない関係だというだけで、社会からは異性同士のパートナーシップより劣った関係やないものとされています。私たちはこれからもふたりで生きていきたいですし、制度ができることで同性カップルへまわりの見方が変わってくるだろうと考えています。」(抜粋)
Cさん (「結婚の自由をすべての人に」北海道訴訟 原告)
「つい3カ月前、17歳の高校生から『最近、自分は同性愛者だと自認した。自分の幸せな未来が想像できない、同性を好きな私は結婚ができない。同性愛者のまま生きていていいのだろうか』と相談を受けました。」 略 「日本に生きているたくさんの若者が絶望感をいだいて大人になることを諦める、そんな世の中は私たちの世代で終わりにしたいです。」(抜粋)
ただしさん (「結婚の自由をすべての人に」東京訴訟 原告)
「私が想像する、『もしも同性婚が認められたら・・・』は、ほかの誰の権利も奪われることなく、大勢のカップルが結婚という制度に守られて、この国に笑顔や幸福がもっともっと増えるということです。」(抜粋)
鷹見彰一さん (「結婚の自由をすべての人に」愛知訴訟 原告)
「ぜひ、子どもたちが、男だからとか女だからとかではなく、人と人が絆と愛で結び合って生活をする楽しさと喜びを感じて、『僕も私も将来、素敵な家庭を持ちたい』と思えるような、明るい未来を築いていきたいなと思っています。」(抜粋)
連載⑩ 訴訟原告リレートーク(3)
田中昭全さん、川田有希さん(「結婚の自由をすべての人に」関西訴訟 原告)
「本当に一刻も早く、国会議員の皆さまにおいては法律を作っていただけたらなと思います。そういう人が香川の三豊市という超ド田舎にいる。僕らだけじゃなくて日本中にこういう人たちがいるということをわかってほしいなと思います。」(抜粋)
まさひろさん(「結婚の自由をすべての人に」九州訴訟 原告)
「福岡に住んでいまして、ふたりと大きな柴犬1頭で暮らしているんですけど、将来を思い描きたいなと思ったときにパートナーシップ制度があったので、よかったなと思って申請しました。これでふうふだな、ずっといっしょにいられるし、何をするときでも「夫です』『旦那です』でいけると思っていました。」 略 「ふうふだから共同ローンを組んでふたりの名義にできると思ったら、『いや、できません』と。『どうしてですか、パートナーシップの書類ありますよ』と見せても、『法律上の夫婦かどうかが問題なんですよね』って言われて、最終的には法律なんだなと思い知らされました。」(抜粋)
こうすけさん(「結婚の自由をすべての人に」九州訴訟 原告)
「どんなに周りの人が認めてくれても、民間企業が私たちのことをパートナーとして扱うサービスを提供してくれても、法律が変わらない限りはいざというときには備えがないまま、不安な気持ちで生きていくのはすごく大変なことです。」(抜粋)
連載⑪ 当事者からのメッセージ(1) 宇佐美翔子さん&岡田実穂さん
宇佐美翔子さんと岡田実穂さんは、青森から来てくださいました。宇佐美翔子さんは、がんで闘病中です。
「地域や病院によって、少しの匙加減で、私たちの命、また治療する権利、機会に差があるということを身をもって経験しています」
「全国どこでも隅々で行き渡る、そうした保障が必要です」(抜粋)
連載⑪ 当事者からのメッセージ(2) 杉山文野さん、三輪晃義マリフォー代表理事・挨拶
杉山文野さん
「これだけ見た目が男性に変わった今でも、現状の日本の法律では戸籍変更することができないので、僕の戸籍は女性のままです。10年お付き合いしている彼女がいて、見た目は男女のカップルでも、戸籍上は同性ということで婚姻関係をとることができません。」(抜粋)
三輪晃義マリフォー代表理事
「さきほどから当事者の方のメッセージにもありましたように、日本で同性婚ができないという状況のなかで自分がもし異性愛者だったらもっと幸せな人生が生きれたんだろうなとか、もっと安心して生きれたんだろうなと、こういうふうに思い続けて一生を終えるということが、どれだけ人の人権を踏みにじっているかということに、私は率直に申し上げてとても怒っています。
これからも同性婚を求める大きなうねりを広げていきたいと思います」(抜粋)