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【関西訴訟】第9回期日報告!
「結婚の自由をすべての人に」訴訟、関西弁護団より、9/24に大阪地方裁判所で開かれた第9回期日とその後の期日報告会についてのご報告をいただきました!
●「結婚の自由をすべての人に」関西訴訟第9回期日報告
日時:2021年9月24日13時10分から13時30分
場所:大阪地方裁判所第202号法廷
内容:
1.被告から、札幌地裁判決を踏まえた主張が書かれた書面が提出されました。
2.原告側から、同性カップルに関する社会の動向が書かれた書面と、原告らの陳述書を提出しました。
3.宮本弁護士が意見陳述を行い、原告側が提出した書面と陳述書の内容の概略が説明されました。
4.次回の裁判で原告6名と証人1名の尋問を行うことが決定しました。
5.公開の裁判手続きの後、場所を移して、裁判官・原告代理人・被告代理人で今後の裁判の進行について非公開の協議を行いました。
6.新型コロナウイルス感染対策で傍聴席が半分に減っているものの、ほぼ満席になるぐらいたくさんの方が傍聴に来てくださいました。今日初めて傍聴に来られた方もおられて、裁判に対する関心の高さを感じました。
次回期日
2021年10月22日13時30分(第10回口頭弁論) 大阪地方裁判所第202号法廷
原告6名と証人1名の証人尋問が行われます。また、原告側から被告に対する反論をする予定です。
●期日報告会
裁判終了後に、大阪市中央公会堂で期日報告会を開催しました(司会は三輪弁護士)。
最初に弁護団から、今日の裁判でのやり取りの概要や協議の内容、今後の予定について報告がありました。
また、弁護団からは被告から出された主張(札幌判決を踏まえた主張)の概要が説明され、弁護団としての考えなどを説明しました。
次に、裁判に参加していた原告の坂田さんとテレサさんから発言がありました。お二人からは、傍聴に来てくださった皆さんへの感謝の気持ちが述べられ、次回の尋問に向けた決意が語られました。
会場からは原告や弁護団へのエールのほかに「証人尋問ってどのような手続き?」「同性婚の実現に向けて自分にはどのようなことができる?」「選択的夫婦別姓と同性婚との関係は?」などの質問が出され、活発な意見交換がなされました。
次回の裁判ではいよいよ尋問が行われます。
大阪地裁での裁判の一つの山場となりますので、ぜひご注目ください。
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