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2024.04.22

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【4/20(土)・21(日)】東京レインボープライド2024出展レポート。同性婚実現に向けアクション拡大

4月20日(土)・21日(日)の2日間、マリフォーは東京・渋谷の代々木公園にて開催された日本最大級のLGBTQ+関連イベント・東京レインボープライド2024(以下、TRP2024)に出展いたしましたのでご報告いたします。

TRP2024アンバサダーを務めたアーティスト・與 真司郎さんを囲むマリフォーブース運営メンバー

日本でプライドパレードが開催されてから30周年という節目の今年。マリフォーは、TRP2024のコラボレーションパートナーの一団体として、ブースからパレードにいたるまでさまざまなアクションを実施いたしました。
※本来であれば、4/19(金)を含む3日間の開催予定でしたが、強風のため初日は止むを得ず開催中止となり、16:00から予定されていたプライドステージ トークセッション「結婚の平等の未来~結婚の平等にYES!一人ひとりのYES! が日本を変える~」は中止となりました。私たちはもちろん、観覧を楽しみにしていてくださったみなさまには大変残念ではございますが、改めて発信するチャンスを探っていきたいと思います。

ブースでは今年も #国会議員に手紙を書こう!

TRP史上最多となる302もの企業・団体ブースが軒を連ねるなか、マリフォーブースは渋谷門近くのPURPLE29にオープン。昨年に引き続き今年も、立法府である国会議員に対し、結婚の平等(同性婚)の早期法制化を求めるメッセージを直筆でつづる「国会議員に手紙を書こう」キャンペーンを実施。TRP2024開催にあわせて、国会議員の同性婚法制化に対する賛否がわかるウェブサイト「マリフォー国会メーター」をより使いやすくリニューアルして臨み、2日間で約330通ものお手紙をお預かりしました。お手紙はアドボカシーチームが責任を持って各議員にお届けします。

(左上から)細野豪志 衆議院議員・朝日けんたろう 参議院議員・福山哲郎 参議院議員・辻元清美 参議院議員ほか、マリフォーブースには多くの国会議員にご訪問いただきました!

また、「結婚の自由をすべての人に」訴訟 全国弁護団メンバー執筆による渾身の岩波ブックレット「同性婚法制化のためのQ&A」や、同性婚への賛成スタンスを可視化する「結婚の平等にYES!」グッズを頒布し、多くの方にお求めいただきました。

「結婚の自由をすべての人に」訴訟をめぐる全国の裁判状況の最新情報も掲示。当事者・支援者はもちろん、高校生・高齢者・TRP2024出展企業担当者など、実に幅広い来場者が訪れました。3月14日(木)に言い渡された北海道訴訟 札幌高裁・東京第二次訴訟 東京地裁による“W違憲判決”に関する詳細やマリフォーの活動についてすでに認知されている方も多く、メンバー一同、同性婚に関する関心がますます高まっていることを実感しました。

スマホをかざすだけで、同性婚に賛同する候補者がわかるARカメラ先行体験

「PRIDE VISION」デモンストレーションパネルの前で記念撮影に臨む牧島かれん 衆議院議員(右)・みやじ拓馬 衆議院議員(左)とマリフォーメンバーら

選挙ポスターにスマートフォンをかざすだけで、同性婚の法制化に賛成している候補者をひと目で見分けることができるARカメラ「PRIDE VISION(プライドビジョン)」の先行体験コーナーを設置。一般来場者だけでなく国会議員にも体験いただき、4月28日(日)に投開票が行われた衆議院議員補欠選挙 東京15区にて実装されました。今後も引き続き広範囲の選挙区での実用化を目指してまいります。
「PRIDE VISION」オフィシャルサイト: https://pride-vision.com/

與 真司郎さんらを乗せた先導車両に導かれ、約250名の梯団がパレード行進

TRP2024の目玉コンテンツでもある4/21(日)のプライドパレードでは、マリフォーチームは全60梯団・15,000人の参加者のうち、なんと先頭から2番めという好ポジションで出走!

先導車両となるフロートトラックには、TRP2024アンバサダーで、昨年自身のセクシュアリティをカミングアウトしたアーティスト・與 真司郎さん(AAA)、俳優・篠井英介さん、「結婚の自由をすべての人に」東京第二次訴訟をたたかう控訴人・藤井美由紀さん&福田理恵さんカップルが乗車。

左上から:マリフォーフロート先導車両に乗車した與 真司郎さん・篠井英介さん・東京第二次訴訟 控訴人の藤井美由紀さん&福田理恵さんカップル・神宮前交差点を通過する先導車両

梯団には、けじすべ訴訟の控訴人および弁護団員、「結婚の平等にYES!」全国10地域協賛団体メンバー、Business for Marriage Equality(通称:BME/ビジマリ)協賛企業のみなさまに加え、全60梯団のなかからマリフォーを選んでくださった一般参加者のみなさま、約250名からなるチーム構成で、DJ Mizukiさんが鳴らすプライドアンセムをBGMに、渋谷〜原宿の街を約kmにわたって力強く行進いたしました。

BME協賛企業のひとつであるラッシュジャパン合同会社による「#結婚の自由をすべての人に」というスローガンが描かれた超ロングフラッグ・同性婚法制化を求めるさまざまなメッセージパネル・寄せ書きをつづったプライドセンター大阪のフラッグなどを掲げて行進する誇らしきマリフォー梯団のみなさま

先導車両トラックは、デザインをワイワイルア社・施工を横浜シミズ社・装飾をスタイリスト赤尾なづなさんチームがそれぞれ手がけてくださいました。パレード出走前日の4月20日(土)午後から夕方にかけ、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の控訴人・弁護団やマリフォーメンバーら総出で、トップ出走にふさわしい華やかな飾りつけを行いました。

左上から:巨大なマリフォーロゴ木製ボードをトラックに取りつける横浜シミズのみなさま・アルミバルーンをひたすら膨らませる関西訴訟 控訴人の川田有希さん・プログレスプライドフラッグの色順に合わせ、トラスパイプにラメフリンジをつける東京弁護団の藤井啓輔弁護士やスタイリスト赤尾さん・装飾の最終確認を行うマリフォーメンバーら

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました! これからもともに歩んでいただけますように。

経営者によるアライネットワーク「pride 1000」交流会に共同代表・寺原が参加

パレード開催日の4月21日(日)には、企業経営者のアライ(LGBTQ+の理解者・支援者/Ally 同盟・同胞・仲間という意味)の輪を広げ、ポジティブなメッセージ発信を進めていくために立ち上がったネットワーク「Pride 1000」初となる交流会が開催。マリフォー共同代表の寺原真希子弁護士が出席し、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の進捗状況や裁判の今後の展望などをお話しいたしました。経済同友会会長の新浪剛史氏をはじめとする日本国内の企業経営者やダイバーシティ担当などが出席し、DE&I推進について活発な情報交換や交流を行いました。

TRP2024の延べ動員数は約270,000人と過去最高となりました。マリフォーはこれからも、未来に向けたアクションへの歩みを止めず、結婚の平等(同性婚の法制化)実現に向けて、当事者の声を政府・国会議員そして社会全体へ届けていきます。


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