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日本弁護士連合会から同性婚を認めるべきとの公式意見が出されました!
「国は,同性婚を認め,これに関連する法令の改正を速やかに行うべきである」
2019年7月25日,日本弁護士連合会(以降「日弁連」)が,同性婚に関して上記の意見を公式に発表しました!
日弁連がこのような意見を公式に発表したのは,2015年7月7日に,455名もの皆さんが,日弁連に対し,同性婚が認められていないことによって同性愛者,両性愛者などの同性婚を求める人びとの人権が侵害されていると訴えたことによるものです(日弁連がこのような訴えを受け付ける制度を,「人権救済申立て」といいます)。
弁護士は,法律の専門家であり,基本的人権を守り,社会正義を実現することを使命としています。
そして,日弁連は,日本のすべての弁護士が登録している団体です。
このような日弁連から,「国は,同性婚を認め,これに関連する法令の改正を速やかに行うべきである」との意見が公式に発表されたことは,今後の同性婚実現に向けた動きを強く後押ししてくれるはずです!皆さんも,日弁連のこの意見書を近くの議員さんに届けてあげてください。
また,「結婚の自由をすべての人に」訴訟においても,原告の皆さんをバックアップする大きな力になってくれるでしょう!
2019年5月17日には,アジアで初めて,台湾で同性婚を認める法案が可決されました。
2019年7月の参議院議員選挙では,これまでにないほどに同性婚が大きな争点として取り上げられ,同性婚実現を公約に掲げた候補者の皆さんが多数当選されました。
2019年7月25日には,日弁連から同性婚の実現を求める公式意見も出されました。
同性婚実現に向けて時代はどんどん加速していっています。
これらの動きは,ひとえに,差別や偏見をおそれずに地道な活動を続けてこられた方々のおかげです。日弁連に対して人権救済申立てを行った455名の皆さまそれぞれの勇気と情熱,そしてその裏にある苦悩の日々がなければ,今回のような素晴らしい結果はなかったでしょう。
私たちMarriageForAllJapanは,これらの動きをさらに加速させ,日本で同性婚が認められるその日まで活動を続けてまいります。
ご支援よろしくお願いいたします!
▼日弁連の意見に対する同性婚人権救済弁護団からのメッセージはこちら
▼2015年7月7日に日弁連に提出した人権救済申立書の概要はこちら
▼人権救済申立てをした皆さんのメッセージはこちら