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自民党青年局局長・小倉將信衆議院議員とオンライン面談しました!
2022年1月26日、私たちは、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の弁護団員も加えて、小倉將信(まさのぶ)議員とオンラインで面談しました。
昨年3月の札幌地裁の「同性婚できない事は違憲」判決直後の緊急マリフォー国会にも、応援のメッセージを下さった小倉議員が、衆院選以後の新しい青年局長に就任されたにことを踏まえ、45歳以下の国会議員の集まる場での、同性婚への支持拡大をお願いするためです。
我々の説明(下記)をよくご理解いただいた後、小倉議員は、「政治をやっていく上で大切にしているのは、多様性と自由を尊重する事」とし、このことから同性婚も当然認めるべきと考えると明言。自民党全体としては同性婚を認める方針を打ち出していませんが、個人としてはマリフォー国会メーターでも「賛成」を表明する事を快諾頂きました。
(写真左上が小倉議員)
小倉議員には、マリフォーの活動の紹介についで、
・マリフォー国会メーターにおける各党国会議員の同性婚支持率
・ビジマリ(Business for Marriage Equiality)にて200社を超える企業・団体が同性婚を求める声を発出
・70代以外の全世代の国民からの同性婚への賛成が過半数を超える、若い世代ほど賛成率が高いこと
などを説明しました。
弁護団の弁護士からも、
・衆院法制局の「憲法が同性婚を許容または要請しているとの考えは成立し得る」との見解
・裁判において国は憲法24条が同性婚を禁止しているとは主張していないこと
・札幌地裁判決は、憲法の平等原則に抵触するとして違憲判断をし、異性・同性のカップルに区別取り扱いを設けるなら、真にやむを得ない区別かどうかに慎重な検討が必要と指摘したこと
などを説明しました。
ついで、九州訴訟原告のこうぞうさんは、当事者として具体的なライフストーリー、困難の中二人はカップルであることを地元で隠さず生きてきた様子、地元での講演で親にカミングアウトしたが拒絶された女性の苦しみを聞いた事、裁判について思う事、などをお話ししました。
小倉議員は、これからも我々とのコミュニケーションを継続頂ける意思をお示しいただき、面談を終了しました。
マリフォーとしては、これからも国会内の各党議員との意見交換を進め、4月に計画するマリフォー国会(院内集会)にてより多くの議員からの支持をいただき、同性婚立法化への機運を高めてまいります!
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