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2023.12.13

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【沖縄でYES!】ピンクドット沖縄2023参加のご報告(2023年12月10日)

2023年12月10日(日)、沖縄県那覇市にて開催された「ピンクドット沖縄2023」へ参加してまいりましたので、そのイベントの模様をお届けいたします。

2023年12月10日(日)に沖縄県那覇市で開催されたピンクドット沖縄2023のフォトブース前で記念撮影に臨む南定四郎氏と、両隣にマリフォー共同代表寺原・マリフォー時枝1994年に日本初のプライドパレード「東京レズビアン・ゲイ・パレード」(現東京レインボープライド)を主催し、“日本のLGBT運動の始祖”といわれる、ピンクドット沖縄名誉顧問の南定四郎さん(中央)とともに記念撮影に臨むマリフォー寺原(左)&時枝(右)

マリフォーブースの様子

2023年12月10日(日)に沖縄県那覇市で開催されたピンクドット沖縄2023のマリフォーブース前で記念撮影に臨むマリフォーメンバーと沖縄コカ•コーラボトリングのみなさん

てんぶす館前広場(那覇市牧志)にて、Marriage For All Japan のブースを出展。当日は、沖縄のセクシュアルマイノリティと社会を取り巻く問題に取り組む市民団体・てぃーだあみのみなさまと連携しながらブースを運営。地元関係者や市議会議員などをはじめ、実に多くの方にお立ち寄りいただきました。

マリフォーブースでは、結婚の平等を求める直筆のメッセージを集めて国会議員に直接届ける「国会議員に手紙を書こう!」キャンペーンを実施。1日で84枚ものメッセージが集まりました。ご協力くださったみなさま、ありがとうございます!

また、「結婚の平等にYES!」キャンペーンのオリジナルグッズも多くの方に手にとっていただき、たくさんの方にお買い上げいただきました。アクリルキーホルダーが大変好評でした。

また、ブースでは「結婚の平等にYES!」キャンペーンにご協賛いただいている沖縄コカ•コーラボトリング株式会社様からご提供いただいたドリンクと、「LGBTQ+アライのためのハンドブック」のセットをお配りし、多くの方にお受け取りいただきました。

2023年12月10日(日)に沖縄県那覇市で開催されたピンクドット沖縄2023のマリフォーブース写真。たくさんの来場者に「国会議員へ手紙を書こう!」企画に参加いただいている

てぃーだあみのみなさまにご協力いただき、お子さまからご年長の方まで、幅広い世代の方にお越しいただきました。ろうの方と手話で会話をしている場面も見られ、ブースでは多様な交流が生まれていました。マリフォーの活動や、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の進捗、なぜ国会議員に声を届け続けることが必要なのかなど、たくさんのことをお話しさせていただき、有意義なコミュニケーションができました。

2023年12月10日(日)に沖縄県那覇市で開催されたピンクドット沖縄2023のパレード戦闘隊列。「pinkdot.ok」のバナーフラッグやレインボーフラッグを掲げて国際通りを歩いている。

パレードは、てんぶす前から松尾交差点を起点に、国際通りを練り歩くコース。また、ピンクドットの今回のテーマが“同性婚 MARRIAGE EQUALITY NEXT”だったこともあり、350人以上の参加者が大集結。レインボーフラッグを持った多くの人が参加し、国際通りはピンク色に染まりました。マリフォーチームは「結婚の平等にYES!」のフラッグを掲げて行進しました。

 

トークセッション「全国同性婚訴訟進捗レポート」に登壇

今年のピンクドットのテーマは、マリフォーと同じ“同性婚 -MARRIAGE EQUALITY NEXT”。ステージでは、ドラァグクィーンのブルボンヌさん司会による、同性婚に関するトークセッションが開催されました。マリフォー共同代表で「結婚の自由をすべての人に」訴訟 東京弁護団代表の寺原真希子弁護士と、東京一次訴訟控訴人で、現在沖縄県在住のただしさん&かつさんの同性カップルが登壇しました。

2023年12月10日(日)に沖縄県那覇市で開催されたピンクドット沖縄2023のステージイベントで同性婚について話す共同代表の寺原と、「結婚の自由をすべての人に」東京一次訴訟控訴人のただしさん・かつさんカップル。司会はブルボンヌさん

寺原弁護士からは、「結婚の自由をすべての人に」訴訟のこれまでの進捗や、東京・札幌(北海道)・名古屋(愛知)・大阪(関西)・福岡(九州)各地裁判決のポイントを説明。ただしさん&かつさんからは、原告になった思いや、同性婚ができないことの切実な課題や問題点、パートナーシップ制度だけではダメで、なぜ婚姻の平等(同性婚の法制化)が必要なのかなど、同性婚にまつわるさまざまなお話しがなされました。

一人ひとりの市民が「結婚の自由をすべての人に」訴訟にどのように関わることができるのか、企業の観点からどのように支援ができるのかについて、ビジマリ(Business for Marriage Equality)の取り組みなどにも触れ、国会議員に直接届ける「国会議員に手紙を書こう!」キャンペーンで、当事者や、その当事者の家族、親戚、友人・知人、その他多くの周囲の声を届け、同性婚が実現できる社会に変えていこうと力強いメッセージを伝えました。

トークセッションには、会場に集まった多くのみなさまに耳を傾けていただき、同性婚(結婚の平等)の必要性について感じ取ってもらえたのではないかと思います。

これまで日本全国各地をツアーしてきた「結婚の平等にYES! 〜YES!FOR MARRIAGE EQUALITY」キャンペーン。今回の沖縄でも、地元の市民団体や企業のみなさまと連携しながら、地域展開のモデルケースとなる成功となりました。

沖縄でも、同性婚を含むLGBTQ+の人権問題が非常に注目されていることや、課題解決に真摯に取り組むコミュニティおよびアライの人々のパワーを実感しました。今後も同性婚の実現に取り組む地域の課題解決に少しでも貢献できるよう、引き続き、まい進していきます!


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