全国10エリアにて地域実行委員会を組成

2023年5月17日、全国10エリア（北海道・宮城・石川・神奈川・東京・愛知・大阪・広島・福岡・沖縄）で地域実行委員会が組成されました。結婚の平等が実現するまで、活動を継続し、全国におけるエリアや参画いただく団体・個人・企業・教育機関の輪も広げていく予定です。
今後は、すでに結婚の平等に賛成している方だけでなく、その必要性について関心がなかった方や、賛成でも反対でもないという方も含め、さまざまな市民が気軽に参加し、理解を広げ、賛成の意思を表明できるような機会づくりなど、さまざまなアクションを企画・推進していきます。

企業参画

市民や社会全体の意識を変えるためには、企業の後押しも必要不可欠です。結婚の平等に賛同する企業を可視化するプロジェクト『Business For Marriage Equality』の一員でもあるMFAJは、本キャンペーンにご賛同いただける企業を募っています。
本キャンペーンには、第1社目として、日本コカ・コーラ株式会社および5社のボトラー会社にご協賛いただいています。具体的には、10エリアで実施されるプライドイベントやパレードにおける共同ブース運営、参加者への試飲サンプル提供、「LGBTQ+ アライハンドブック」の配布など、さまざまな取り組みを行う予定です。

【賛同企業一覧】※2023年8月31日時点

●日本コカ・コーラ株式会社
●北海道コカ・コーラボトリング株式会社
●みちのくコカ・コーラボトリング株式会社
●コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社
●北陸コカ・コーラボトリング株式会社
●沖縄コカ・コーラボトリング株式会社

プロジェクト発足の背景

日本国内のLGBTQ+等の性的マイノリティの権利保護に関する議論が活発化する中、結婚の平等をめぐっては、すでに国民の半数以上が賛同しているという結果が各種世論調査から判明しています。しかし、同性婚によって「社会が変わってしまう」と岸田首相が発言するなど、国会においての議論は進んでいません。
一方で、日本各地には数多くの当事者支援団体やサポート施設・賛同する個人・企業・教育機関などがありますが、全国を横断する組織・プロジェクトはなく、賛同者はもちろん、これまで関心のなかった方が気軽に同性婚について学んだり参加できる機会も多くはありませんでした。
これまでMFAJは、日本でも同性どうしのカップルが結婚ができる社会を目指して、全国の「結婚の自由をすべての人に」訴訟の広報支援をはじめ、各種調査研究、婚姻平等マリフォー法案の発表、当事者や専門家とともに行うセミナー開催のほか、法整備を担う国会議員の方々に理解を広げるロビー活動を展開してきました。また、他2団体とともに、企業が結婚の平等に賛同するキャンペーン『Business For Marriage Equality』の立ち上げ・運営も行っています。
私たちは、本キャンペーンを通して、婚姻の平等（同性婚）の早期実現を目指します。

問い合わせ先

info@marriageforall.or.jp （MFAJ事務局）